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【Nintendo Switch】取り外しボタンを押さなくてもJoy-Con(ジョイコン)が本体から外れる対処法
私もニンテンドースイッチ有機ELモデルを新品で購入しました。
左側のジョイコンを握りながら電源スイッチを押す際に、いつも左ジョイコンが本体から外れていた。
最初は気にならなかったけど、明らかに左右のジョイコンの外れやすさが全然違う。
右ジョイコンは取り外しボタンを押さないと外れないのに、左ジョイコンは取り外しボタンを押さなくても外れてしまう。取り付ける時は「カチッ」と音が鳴るんだけど、引っかかる部分が甘いんだよね。
通常はジョイコンの取り外しが頻繁にすることで、引っかかる部分は樹脂だからすり減って外れやすくなるのはわかるけど、私のスイッチの場合は新品の時からそういう状態。要するにハズレを引いたのかもしれないね。
ニンテンドー公式サイトのよくある質問では「【Switch】取り外しボタンを押さなくてもJoy-Conが本体から外れます。故障でしょうか?」
以下を公式サイトから引用しました。
奥まで差し込んでもカチッと音が鳴らなかったり、すぐに外れてしまったりする場合は、Joy-Conのロック部品が、落下等の衝撃により破損している可能性があります。
サイトの内容をチェックすると、「上記をお試しいただいても改善が見られない場合は、下記製品を点検・修理のため、任天堂サービスセンターにご送付ください。」という事で、修理の対象となっているみたいなので、着払いで発送し保証期間内なら無償で修理してくれると思う。
自分のお小遣を使いたくない!スイッチでゲームを1週間以上プレイできなくても全然大丈夫!送り状を書いて発送する手間も気にならない!って方は無償修理をお願いした方がいいと思う。
大人的な感覚だとスイッチを元箱に入れて、送り状を書いて発送という手間を考えたら、道具を買って自分でやった方が気軽だよね。手間を考えたらちょっとのお金で治るなら、自分でやっちゃえという感じじゃないかと思う。
という事で、検索して同じ症状の人を探したり、修理方法をチェックして見た。
すると、修理・改善できるアイテムあることを発見!
実際に金属パーツを交換してみた
ロック金属製パーツはAmazonなどで検索すればすぐに出てくる。
似たようなものが多く販売されてる中、レビューもそこそこあったからこの商品を選んで買ってみた。
4つ入りなどもあって価格的にはお得だけど、一度金属製に変えてしまえば何度も交換することはないので、左右2個セットを購入。
価格は362円(税込)※価格は2023年1月時点
スイッチ1台だけ持ってるなら、ロック金属は左右分の2つあればことはたりる。
今回のロック交換以外にも、本体やジョイコンのメンテナンスに専用工具が必要になってくると思い、スイッチの修理に最適化された工具セットを購入。
今回のロック金属交換する際の使う工具は、「2種類のドライバー」と隙間に入れてフタを開けるのと金属プレートを外す時に使う「手押しレバー」だけだった。
この工具セットがあれば、今後のスイッチの本体やジョイコンのメンテナンスに十分使える。
私が購入したものは廃版か売り切れになったので、新しいモデルのツールキットが販売されてた。
このセットは「ロック金属2個」付属以外にも、特殊ドライバー他工具や特殊ネジが付属している。
さらに、この先起こるであろうスティックの故障にも対応できるように、交換用joy-conスティックも4本付属している。
このセットがあればジョイコンの修理は完璧だね。
この内容で1,700円前後だから、それぞれの交換パーツをバラで買うよりお得だよ。
ジョイコンのネジを外す
まずはジョイコンのネジを外そう。
工具からドライバーを取り出しネジ山にはめてみよう。
ネジを外すのは4箇所あるから、1本ずつ確実に外して行こう。
ぴったりハマれば最適なサイズのドライバーだから、ネジがなめらないように押しながら回そう。
4本のネジが外れたら、失くさないように1ヵ所にまとめてトレイなどに入れておこう。このネジは比較的大きめだから、床に落としても見つけやすいサイズ。
フタを開ける
ネジを4ヶ所外したらジョイコンのカバーを外す。
工具の「手押しレバー」を使えば簡単に外れるけど、工具が無い場合は、薄い平たいものをジョイコンのつなぎ目に入れて開けば取れると思う。
あともう一カ所。
ジョイコンの裏側のカバーと、今回交換するロックの樹脂パーツの部分はネジ1本でつながってるから1ヶ所外そう。
ジョイコンに傷を付けたくない場合は、専用の工具を使うことをオススメするよ。
金属プレートを外す
次はロック部品を直接固定してるネジを1ヶ所外そう。
この金属のプレートは左右差し込まれてる感じ。
ここでも工具の「手押しレバー」をプレートの隙間に差し込んで「手押しレバー」をテコで押し上げるように少しずつ金属プレートを外していく。
専用工具が無い場合は、マイナスドライバーを使っちゃいそうだけど、傷が付くかもしれないから気を付けて取り外してね。
あと、プリント配線を傷つけないように注意して扱ってね!
金属プレートが外れた様子。
意外と金属プレートは深さがある。
ロック樹脂パーツの中にバネも入ってるから失くさないでね。
左右のロックパーツ
今回は左ジョイコンのロックパーツの交換で樹脂パーツを取り出して、購入した金属パーツに交換する。
ロックパーツは左右の形が違うから、取り外したロックパーツと金属パーツを見比べて同じ形状のパーツを選んでね。
ロックパーツの交換
下の画像のように金属のロックパーツをセットしてね。
その際バネを中に入れるのを忘れずに。
今さらだけど、ピンセットがあると便利だよ。
今回ご紹介した工具セットには付属してるよ。
金属プレートを差し込みネジで締める
これでロックパーツ部分の交換は完了した。
金属に交換すると、ジョイコンがパワーアップしたみたいな気分になる。
ジョイコンの裏カバーとロック部分を1ヵ所ネジを締めて取り付ける。
最後は、ジョイコンのカバーのネジ4本4ヶ所を締めて交換完了!
早く本体にセットして試してみたくなる。
これで本体から外れるようだったらどうしようとかちょっと不安になる。
交換完了して本体にセットしてみた
ジョイコンの全てのネジを締めた後、普段ジョイコンに装着していたシリコンカバーを取り付けてからジョイコンを本体に取り付けたみた。
取り出しボタンを押さなくてもジョイコンが外れる問題は解決しているか確認してみると、見事に改善されボタンを押さなないと外れなくなった。
ジョイコンの動作も問題ない。
作業時間は15分程度
今回、左ジョイコンを金属製のロックに変更して、大したことじゃないけど1つだけ気になったのは、装着時になる「カチッ」と鳴る音は、右ジョイコンの樹脂製よりも「カチッ」の音が硬く聞こえる。
ちょっとの音の差くらい
右ジョイコンも金属に交換すれば同じ音になるから気にならないだろうし、ジョイコンなんて頻繁に抜き差ししないからそんなに気にする必要もないんだけどね。
修理パーツと工具
この2セットをAmazonで購入すると1,231円(税込)送料無料 ※2023年1月時点
特殊ネジドライバーも使ってるから以下も用意しておけば完璧!
今後スティックやボタン類も壊れることを想定してこのセットがオススメ!
こっちはロック金属と交換するためのドライバーが最小構成のセットになっている。これがあればとりあえずは直せる。
今後のことを考えれば故障しやすい個所のロックパーツとスティックが付属した修理パーツツールセットを購入した方がコスパは一番高い。
こうしたパーツは高いか安いかは人それぞれ。
ジョイコンの取り外しの凸のパーツは樹脂なので、修理しても遅かれ早かれまた同じ症状に見舞われる可能性も大きい。
それが保証期間外だったら「有償修理」か「新しくジョイコンを買う」か「このパーツを買う」かのどれかになると思う。
新たにジョイコンを買うという選択肢もあるけど、こんなちょこっとした樹脂パーツの消耗で、ジョイコンを買うのはちょっともったいない。
長期的なコストで言えば、早い時点でパーツを購入して自分で修理した方が一番得なような気がするのは私だけでしょうか?
個人的にはジョイコンは消耗品なので、修理にもお金をなるべくかけないようにした方がいい。最悪な状況になれば買い替えるという事を考えて、それまではなるべくお金をかけずに修理するのが得策だと思う。
但し自分でやる交換や修理は自己責任となっております。
修理内容によっては任天堂サービスセンターより、修理費が安い場合がある。
サイトから修理したい箇所をチェックしてみてね。