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【ニンテンドースイッチ】Joy-con(ジョイコン)が本体から外れやすくなった交換修理のやり方
以前にNintendo Switch有機ELモデルを新品で購入した際、左ジョイコンが取り外しボタンを押していないのに、すぐ外れてしまう問題を自分で交換修理した。購入当初から外れやすく初期不良ではあったけど交換はすごく簡単。
そして今回、右ジョイコンもスイッチ本体から外れやすくなってしまい、携帯モードでプレイしていたら時々Joy-Conが外れるから非常に遊びづらかった。
今回は右ジョイコンのロック金属製パーツに交換するやり方を紹介しようと思う。
ニンテンドー公式サイトのよくある質問
ニンテンドー公式サイトのよくある質問でも「【Switch】取り外しボタンを押さなくてもJoy-Conが本体から外れます。故障でしょうか?」という質問が掲載されている。
以下を公式サイトから引用しました。
奥まで差し込んでもカチッと音が鳴らなかったり、すぐに外れてしまったりする場合は、Joy-Conのロック部品が、落下等の衝撃により破損している可能性があります。
ニンテンドー公式に書かれている対処法としては、「奥まで差し込んでもカチッと音が鳴らなかったり、すぐに外れてしまったりする場合は、Joy-Conのロック部品が、落下等の衝撃により破損している可能性」があります。
改善されない場合は、点検・修理のため任天堂サービスセンターにご送付くださいと書かれている。
ニンテンドーに修理を依頼すると、ジョイコン1つ2,200円(税込)+送料と新しいジョイコン買った方が良くない?って位になってしまうので、これを自分で交換修理しようという事です。
ロックパーツ修理に準備するもの
ジョイコンのロックパーツを交換修理するには以下のものを用意しよう。
- ロック金属製パーツ
- スイッチ対応修理キット
ロック金属パーツ
ロック金属製パーツはAmazonで検索すればヒットしてくれる。
似たようなものが多く販売されてるからどれを買っていいか迷うと思うけど、一番安いものでよいと思うので安いものを買ってみた。
このパーツは金属製なので消耗することはたぶんないだろうから、スペア無しの左右2個セットを購入。
価格は362円(税込)(価格は2023年1月時点)
2024年1月時点では250円(税込)くらいで買えるのでお得。
スイッチ1台だけ持ってるなら、ロック金属は左右分の2つあればことはたりる。
スイッチを2台持ってるなら、2セット(4個)買っておいてもいいかもね。
スイッチ対応修理キット
今回のロック交換作業に大活躍してくれる修理キット。
ロック金属交換する際の使う工具は、慣れている人ならば「2種類のドライバー」でも直せる。
傷を付けずに修理したいのであれば、隙間に入れてフタを開けるのと金属プレートを外す時に使う「手押しレバー」やロックパーツを取り出す時に使用する「ピンセット」があれば作業が丁寧にできる。
この工具セットを持っていれば、今後スイッチ本体やジョイコンのメンテナンスに十分使える。
私が購入したものは廃版か売り切れになったので、似た内容の新しいモデルのツールキットを以下で紹介しておくね。
こちらのセットは、ロック金属パーツ2個入って、この先起こるであろうスティックの故障に対応できるように、交換用joy-conスティックも4本付属。
このセットがあればジョイコンの修理はほぼ完璧かな。
この内容で1,800円前後(税込)(価格は2024年1月時点)。
それぞれの交換パーツをバラで買うよりお得だよ。
1. Joy-Con(ジョイコン)のネジを外す
まずはジョイコンに付いているネジを外そう。
ジョイコンに付いているネジは「Y字ネジ」と、特殊な形状なのでプラスやマイナスドライバーではネジを緩めることができないのでない人は用意しよう。
ネジは4ヶ所4本あるので、最適なサイズのY字ドライバーで1本ずつ確実にはずそう。
Y字ネジはなめやすいので注意してね。
ネジが4本外れたら、ネジは小さいから失くさないようにしてね。
4箇所同じ長さのネジなので、外した後はまとめても大丈夫。
2. Joy-Con(ジョイコン)のカバーを外す
ネジが4本確実に外れているか確認してからカバーを外していきます。
スイッチの工具を購入したなら「手押しレバー」があると傷を付けずにカバーを開けられる。
代用品だと薄いカードや定規を隙間に入れても開けられそう。
爪を隙間に入れて開くこともできるかも。
開く箇所によってはパーツが変形してしまいそうだから、開けられそうな箇所を探りながら少しずつカバーを開けて取り外そう。
間違ってもマイナスドライバーをジョイコンのカバーの隙間に入れて、こじ開けないようにしてね。凹んで傷が付いてしまう可能性大です。
カバーを開ける時は、取り外したカバーにも配線が繋がってるからゆっくりとカバーを開こう。
無理に引っ張って開けると、配線が断線してしまうこともありそうだから丁寧に扱うことを心掛けてね。
3. ネジと金属プレートを外す
まずは金属プレートに付いている1ヵ所のネジを取り外そう。
ジョイコンのカバーが交換作業の際に邪魔だったら、ネジ1本で取り外すこともできるよ。
もちろんカバーが付いたままでも交換作業はできる。
このパーツは刺さってる感じで付いている。
スイッチ対応修理キットに付属されている「手押しレバー」があると非常に外しやすい。
マイナスドライバーで無理に持ち上げると、変形してしまう恐れもあるから、プラスチックや固い素材のヘラのようなものでゆっくり持ち上げて取り外そう。
画像でもみてわかるように、外した金属のパーツは高さ(深さ)が意外とあるから、取り外すときは無理のないように外してね。
4. 問題のロック樹脂パーツを取り外す
手で簡単に取れるけど、ピンセットを使って取ればスマートに取り外せる。
バネが付いてるから飛んでいかないように注意してね!
軽くハマってるだけなので、持ち上げればすぐ取れる。
5. ロックパーツの交換取り付け
左はネットで購入した金属製のロックパーツ。
右は純正の樹脂製のロックパーツ。
バネを取り付ける金属ロックパーツにセットしよう。
金属製ロックパーツをジョイコンの元の位置にセットしよう。
バネを押しながら取り付けるけどバネが飛んでいかないように注意してね。
セットするロックパーツの向きを間違わないようにしよう。
取り外しと逆の手順で取り付ける。
金属プレートを上から押して差し込むような感じでセットしよう。
差し込まれたら、ネジを取り付けて交換完了。
ジョイコンカバーを取り付け、4本のネジを締めれば交換修理が完了。
ジョイコンの黒い部分の隙間を見ると、金属のロックパーツが見えるかと思う。
金属製で頑丈だからほとんどすり減ることはないので、今後はジョイコンがすぐに取り外しボタンを押してないのに外れることはないと思う。
これでジョイコンが外れることを気にすることなくゲームができるね。
スイッチ本体にJoy-Conを取り付けた時の音も「カチッ」とメリハリある音になっている。
純正の樹脂パーツとは違って金属製だから、しっかりJoy-Conはセットされるね。
修理パーツと工具
この2セットをAmazonで購入すると1,089円(税込)送料無料で買える.
※2024年1月時点
今後のことも考えつつ金属ロックパーツだけ交換修理ならこのセットを購入すれば大丈夫。
特殊ネジドライバーも使ってるから以下も用意しておけば完璧!
今後スティックやボタン類も壊れることを想定してこのセットがオススメ!
こっちはロック金属と交換するためのドライバーが最小構成のセットになっている。これがあればとりあえずは直せる。
Joy-Conはなんせ故障しやすい!
今後の故障に備えて「ロックパーツ」はもちろんのこと、「スティック」も付属しているセット。
他にも「バネ」や「ネジ」も付属している一番コスパの良いセットかもしれないね。
ネジやバネを紛失しちゃったり、ネジがなめてしまったりした人もこのセットがあれば安心だね。
ジョイコンの取り外しの凸のパーツは樹脂製なので、遅かれ早かれJoy-Conが取れやすくなる可能性は高い。
それが保証期間外だったら「有償修理」か「新しくジョイコンを買う」か「このパーツを買う」かのどれかになると思う。
個人的にはジョイコンは消耗品なので、修理にもなるべくお金は使いたくないよね。
そのためには自分で修理できるものは自分でやるのがオススメだよ。
Joy-Conの消耗品の修理は簡単。
「バッテリー交換」、「スティック交換」、「ロックパーツ交換」は自分でやればかなり安くできるからオススメだよ。
但し自分でやる交換や修理は自己責任となっております。
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