任天堂は2018年10月10日に「Nintendo Switch Online」向けに「ソロモンの鍵」「熱血高校ドッジボール部」「マリオオープンゴルフ」が追加されました。
さらに同日、密かに追加された「ゼルダの伝説(お金持ち版バージョン)」も配信されましたので、こちらのゲームを紹介していきたいと思います。
ゼルダの伝説「お金持ち版バージョン」とは?
ゼルダの伝説「お金持ち版バージョン」とは、タイトル通り「ルピー(お金)」と「アイテム山盛り」で最初から始められるスペシャルバージョンの初代ゼルダの伝説です。
「ゼルダの伝説」は意外にシビアで難易度の高いゲームなので、初めてプレイする人は間違いなく迷うはずです。そこで入門のハードルを下げ、当時クリアできなかった人もお金の力でガノンを倒せるようにルピーとアイテムを事前に備わっている仕様となっています。
ゼルダの伝説は元々1986年にディスクシステム用に発売されました。
初代ゼルダは難易度が高いことで知られております。
ゲームを開始すると、裸一貫でフィールドに放り出され何をしていいのかいまいちわからない。
主人公リンクの屍を超えていった先に手探りで道を切り開く、無限に時間と根気のある子ども達には飽きずに遊べる内容になってました。
今回の追加配信された「お金持ち版バージョン」は、任天堂謹製によるスーパーイージー版。非公認の違法改造ROMでは前例があったものの、公式に各種パラメータを弄ったものが配信されるとは驚きですよね。
ミニファミコンにもゼルダの伝説は収録されていたので、難しいと言われたユーザーの声にオンライン版で答えてくれたとしか言いようがありませんね。
ハートの初期値が3から6に増やされているのもさることながら、最初からホワイトソードやマジカルシールド、ブルーリングやパワーブレスレットといった強力な装備が揃っているんです。
初代ゼルダは地道に作業を重ねればレベルが上がる経験値などなく、強くなるためにはアイテムを集めるほかありません。が、アイテムを取るためにはダンジョンなどの探索をしなければならず、しかし弱いからたどり着く前にやられる......という哀しいループもありました。
つまりお金持ち版バージョンは、そうした初心者がハマりがちな序盤を乗り切る手助けをしてくれるバージョン、というわけです。ゼルダの伝説本来の楽しみである、「育ててハートを増やして強くする」という楽しさは度外視しているバージョンでもあるのです。
さらに国内版の説明では触れられていませんが、北米版では「一度クリアすれば、より歯ごたえのあるセカンドクエストをプレイできます」と記載されています。
クリア後の裏ステージはディスク版「ゼルダの伝説」にもあり、さらに高い難易度でクリアできない人が続出したほどでしたね。
ルピーとアイテムは揃ってますので、
あとは自分なりの楽しみ方で「お金持ち版バージョン」をプレイしてみてください。